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  • Byzantine encolpion necklace

    ¥33,000

    [material] ・携帯型エンコルピオン(10-12世紀/ビザンツ帝国) ・青銅製メダイユ(17世紀) ・old骨製アイビーズ・水牛角ビーズ ・ガーネット  ¥33.000 ÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷ 8〜9世紀、キリスト教ビザンツ圏に於ける聖像破壊運動(イコノクラスム)。皇帝レオン3世による命令に始まり、聖像やイコンは尽く破壊され、製作や所有が刑罰化されました。背景には対抗勢力であったイスラム教の影響や、皇帝権力と聖像を保持していた修道院との対立構図があります。 皇后テオドラ時代に聖像崇拝は復活しましたが、長らく神の描写には括りがありました。東方教会の十字架型エンコルピオン(聖遺物入れ、聖品を仕舞う二重構造の箱)は、『神はどう描かれるべきか』という問いの線上に作られ続けました。 ÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷ 本作に用いたエンコルピオン片は、とても小さな携帯用サイズ。表情や装飾描写はなく、簡略化されたキリスト像のレリーフが施されています。こちらは表面(蓋側)で、もし裏面が残っていた場合、そこにはペアの聖母像が彫られていた筈です。 イコノクラスムの時代はレリーフ像が危ういゾーンに位置したため、以後の時代も長らく、線描のみで表されたキリスト像のエンコルピオンが多く作られました。こちらは聖人描写の括りがゆるやかとなり、携帯用として鋳造・人々へ流通したもの。 ÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷ 表現弾圧と信仰、時の権力者の意向 神をどう表現するか?表現されるべきか? どのような表現が、赦されるのか。 どう表したものなら、所持して良いのか。 宗教美術の歴史とは、端的にその地の文化や信仰心を表象したものではなく、『社会構造の歴史』と密接しています。 背面に垂らした小さな8角形のメダイユは 裏面はくっきりと十字架、表面は百合の華、腕に幼な子を抱く姿は恐らくパドヴァの聖アントニオでしょう。この形のメダイユが流通したのは17〜18世紀のカトリック圏です。老人や不妊の女性のための守護聖人として重宝されました。 聖品の歴史とは、「問いかけ」のように感じます。 現代の人間が獲得した言論、芸術、守りたい心情は どのような血がながれた経緯で生まれ、そしてまたそれはどのような社会構造との関わりで存在しているのか?と

  • lunae pendant & earrings

    ¥22,000

    首回り 50㎝ トップ 5㎝ 耳飾り 5㎝ [material] ・八面体硝子ビーズ(5-10世紀/コーカサス) ・真珠 ・真鍮 ________ まるで鉱物原石のような、美しい幾何の 八面体ガラス よく見ると全て、 少しだけ下部へ垂れ延びている 出土地のコーカサス地方は、地中海とカスピ海に挟まれた様々な宗教、文化の経由地 どんなスピリットが織りなすカタチ、なのだろう 月光に透かされたような 柔らかな光の硝子に合わせたのは、乳房のようなかたちの淡水真珠。薄ら青みがかった、ミステリアスな偏光の三粒 ※撮影上、耳飾りの金具は取り付けておりませんが、ピアスorイヤリングの金具からお選びいただけます。備考欄にてお知らせ下さい。

  • 蛇鏡 首飾

    ¥44,000

    首回り 76㎝ top 7㎝ look into the abyss [material] ・蛇形護符(青銅,8-11世紀/西シベリア) ・鏡 ・oldネパール真鍮飾 ・ウッドビーズ・水牛角ビーズ・竹ビーズ etc. _____ 蛇は、北極と南極を除いて、世界中に生息すると言われています。熱帯の水辺にも、シベリアの森中にも。世界中のどんな土地でも彼らは同じように長い身体をくねらせ、地面を這い、とぐろを巻く 蛇に纏わる伝説や神話は、地球の裏側同士の文化でも、どこか似通っている。[世界蛇]- 多くの文化に於いて、蛇は世界の起源と生成に関する根源的なシンボルとされています。 _____ ロシアのシャーマニズムに於いて、彼らはとりわけ、冥界を取り巻く守護者とされていたようです。小さな空洞を護るように、円環を象るシベリアの蛇。この護符に流れるスピリットを最大に引き出すデザインは何だろう。数日頭を捻りました 彫金でフレーミングを施し、小さな[鏡]を嵌め込む。裏面はアイになっています。革紐綴りの首回りのビーズもウッド、水牛角、竹など自然素材のみを使用し、アミニズムを意識したものに。 留め具のない被りタイプのロングネックレスです。

  • Maasai brass COWRIE necklace

    ¥13,200

    SOLD OUT

    top 9cm length 60cm [material] ・タカラガイチャーム(マサイ族) ・真珠 ・vintageグラスパール ・真鍮 etc. ______ ケニア〜タンザニアに分布する遊牧民族、マサイ族。独特のアミュレットチャームや色鮮やかなビーズジュエリーをふんだんに纏います。タカラガイは彼らの大切なシンボルのひとつ。時に大切な動物達を守る魔除として、時に女性のシンボル-生命の誕生への祈りとして。かつてタカラガイ貨幣の流通地域でもあり、生活に寄り添った親密な関係を伺えます。 _____ マサイ族のジュエリーではタカラガイそのものをビーズとして用いたものが多数ですが、こちらは真鍮によって象られたもの。葉のチャームがしゃらしゃらと垂れ下がっており、ぷくりと開花を待つ蕾のようにも見えます。 合わせたのは強い遊色がミステリアスな、双子の淡水真珠。 タカラガイチャームと真珠を連結するパーツを製作しました。分裂線に沿って真珠を留め、珠側部には釘を打ち込んでいます。乳房のような、睾丸のような、細胞分裂のような…。懇々と想像が膨らむフォルムに 不揃いの輪っかを製作し、古いグラスパールと繋げたエレガントなロング連です。うららかな季節、コットンワンピースやブラウスの上にさらりと身に付けやすいジュエリーです。

  • THE COWRIE earrings

    ¥33,000

    [THE COWRIE] ー 時に魔を祓う眼差し、時に〈女性の命の門〉 そして時に富そのもの [material] ・タカラガイ(8-10世紀) ・vintage硝子パール ・真鍮 6cm ____ タカラガイ(子安貝)。いにしえより二万年以上、様々な文化で護符として重宝されています。 英名COWRIEは、古代インドの女神の称号である「カウリ」に由来するとされている。 時に人々はその襞を魔除けの目に見立て、大量のCOWRIEを様々な装身具に仕立てボディーガードとして身に纏いました。インドやイランでは大切な家畜を悪魔から守るため、動物たちにもそれらを身につけさせました。 時に人々はその襞を「命の門」-女性器に見立て、命の誕生への祈りを込めました。性的なシンボルとして長らく重宝された古代エジプトではやがて、宝石やファイアンスで貝のフォルムを象った御守りが誕生します。 ____ タカラガイのもう一つの重要な意義は、世界で初めての〈貨幣〉として誕生したことです。その文化は古代中国で生まれ、アジア圏を中心に広まりました。名残として、財、貯、販、貴…。貝の部首を用いる漢字の殆どが、経済に関わる意味を表します。 貨幣として用いられるCOWRIEの裏面には、小さな孔が開けられました。貝の形状や質感、孔の開け方など、詳細な文化特定が非常に困難ですが、本作に用いたものはバルト海周辺地域(8-10世紀)〜ヴァイキング時代のものと推測されます。 ____ 薄らに開いた瞼のような孔、骨のように乾いた表面に滲む、淡いピンクと青色の色素…。COWRIEを巡る艶めかしい歴史を、静かに語りかけるような二粒です。 安らかに眠れ。三日月の光のもと、卵に見立てた小さな揺籠の中に収めました。 ※ピアス金具への付け替えをご希望の場合は備考欄にてお知らせ下さい。

  • byzantine empire coin earrings

    ¥22,000

    right ear: マヌエル1世コムネノス帝 時代 在位1143-1180年 left ear: アレクシウス3世アンゲロス帝 時代 在位1195-1203年 ビザンチン・コイン。 皇帝ごとの治世に合わせて 発行されました。 どこまでも長く蔦を絡ませるアイビーは、様々な文化で[永遠][不滅][生命力]の象徴とされました。皇帝コインにしっくり調和する、したたかで力強いモティフです。 装身具を仕立てる者として、 コイン・ジュエリーはひとつの目標でした。耳につけるとアイビーの蔦が扇のように優雅に広がり、まなざしらしいデザインに 直径約4センチ ネジバネ式イヤリング

  • bone comb necklace

    ¥16,500

    top 6×7.5㎝ length 66㎝ [material] ・骨櫛(8世紀頃/ヴォルガ川流域) ・ガーネット ・old 真鍮ビーズ ・ウッドビーズ 櫛とは、髪を梳る(くしけずる)もの、穢れをとるもの、頭を飾るもの 様々な文化に於いて いにしえより、美のお供として、また呪術的な目的として 慈しまれてきた、櫛 細かな透目を作れるゆえ、古き時代からポピュラーなのは木製ですが、骨の櫛には特別な艶かしさがあります。 身体の一部でありながら 茂り伸び、抜け落ち、まるで生死の狭間の存在であるかのような『髪』という物質。骨という素材で梳く行為には、何か共鳴めいた 響きを想います 中央にはガーネットを嵌め込みました。

  • tassel necklace

    ¥22,000

    72㎝ タッセル10㎝ [material] ・鈴の欠片(紀元前5-4c/黒海北岸) ・ストーンビーズ ・vintage brass parts etc. 朽ち欠けた古代の 青銅の鈴 カケラには不思議な艶かしさを感じます。 瑞々しく迫る完全体の美とは 別様の 朽ちること、壊れてゆくこと 腐食されてゆくこと その姿には、沈殿した時間が閉じ込められています。 その知覚は、何処か奥ゆかしく じっくりとした手応えです 何故なら 想像すること/心で感じることでしか、近付けないものだから 朽ち欠けた青銅の鈴の奥に見つけたエレガンス どうか具現化したくて、丁寧にビーズタッセルを作りました。

  • ancient Roman infinity chain necklace & earrings

    ¥12,320

    30%OFF

    30%OFF

    [material] ・鎖片(銀製/ローマ,1-3世紀頃) ・チャーム(銀製/ローマ,1-3世紀頃) ・硝子ビーズ(銀製/ローマ,1-3世紀頃) ・vintage silver925チェーン(刻印有/ゴールドコーティング) necklace 45㎝ (+4㎝ アジャスター付き) earring 7.5㎝ 8の字のパーツを連ねた古代ローマの銀製チェーン片。全てのパーツがロー付けで閉じられ、開閉しないまま組み綴られています。素晴らしい技術であると共に、まるで無限∞を連ねたような詩的な作業です。薄らと緑青(パティーナ)を纏っています。 耳飾りに用いたエメラルド・ブルーの硝子ビーズと円形チャームは、同じ鎖に取り付けてあったもの。美しく装飾の施された鎖であったのでしょう。腐食して無くなってしまったチャームの痕跡が幾つか残っています。 小さな古代銀のカケラたちと合わせたのは しっかりとゴールドコーティングが為された 925シルバーのチェーン。煤けた銀の風合いを柔らかく醸すコントラストです。 チョーカーは少し長めのアジャスター付きで、バランスを調整しながら様々なジュエリーと重ね付けが楽しめます。普段身につけているジュエリーの上からさらりと足すと、どこか違った表情が浮き出るかもしれません。 耳飾りはフープイヤリングで仕立てていますが、ピアス変更も可能です◎

  • 青銅鐸 首飾

    ¥17,500

    SOLD OUT

    [material] ・青銅鐸(中国/漢王朝 B.C206〜A.D220) ・鏡 ・oldネパールメタルチャーム ・真鍮・組紐  _____ 銅鐸(鈴)とは 何なのか 少し面白い神話のおはなし 日本最古の神社、と言われる 奈良の大神(おおみわ)神社は、神殿はなく、三輪山そのものを御神体として祀っています 祀られているのは 大物主神(オオモノヌシノカミ)という 大きな蛇のかみさま 『わたしの和魂を鏡につけて、鎮座させなさい』と、三輪の地にやってきました _____ 男神である大物主神は、鈴の音(銅鐸)と共に安らかに暮らし、村の平和は保たれていましたが ヤマトの民の侵入で、銅鐸は次々と破壊され 大物主神の深い哀しみにより、飢餓と疫病が大流行します。 ヤマトの巫女と大物主神が結ばれ、その子孫が神官となることで、三輪の地には再び平和が訪れます。 _____ [女性的なもの]、調和と安らぎのシンボルとしての銅鐸。 確かに、鈴のかたちにはどこか、女性的な身体のイメージを想起させられます。 鏡と共に 安らかにあれ 腕部分にはリングパーツ、留め具には古いネパールのチャームをたわわに、しゃらしゃらと心地の良い音鳴りです 汗ばむ季節にも身につけやすい 三連のアンティークゴールドの紐で結び留めました。頭からすぽりと被れるロング連で、着脱も◎ webを更新いたします

  • 【éternel autre】necklace(展示中)

    ¥99,999,999

    top 10×5.5㎝ length 70㎝ [material] ・青銅製フィブラ(1-3世紀、ローマ) ・銅板(19世紀末、フランス) ・淡水真珠 ・蛇のチャーム(vintage) ・鈴(チベット・アカ族) _____ 先日伺ったルイーズ・ブルジョワ展で一際胸を打たれたのは、「少女」と名付けられた男性器のブロンズ像だった そこには「父性」というものへの恐怖心に怯えながら、逃れられない螺旋構造のもと自らの内にその性質を引き継ぎ ひとりの女性として/母として、愛を注ぐべきもの、「守るべきもの」として佇む、ファルスという存在へのジレンマが綴られていた 恐怖と愛情の狭間に身を裂かれながら時々、彼女はその像を泣きながら「抱きしめて」いたという ______ 誰もがファルスを内面化している 〈永遠の他者〉として 分かり合えないもの、 どうにもできないものを 「抱きしめる」しかない葛藤として ______ オイディプスはかつて、母と交わった悔恨から衣服のブローチ(フィブラ)を引き抜き、その針で自らの眼を突き潰した。 心理学者フロイトは、女性/母性に対する恐怖心とコンプレックスをこの悲劇に重ねて見る ヘロドトス『歴史』によると、三日月型のフィブラは男性器の去勢に用いられる鎌に類似することから、女性が身に付けることを禁止された時代があったという

  • La mer dans mon corps

    ¥99,999,999

    SOLD OUT

    earring 11cm necklace length 80cm 見捨てられた地平 星の砂のうえを歩いている かつて海だった胎をかかえて ゆくあてもなくさまよっている  - No Muse 春ねむり ______ タカラガイ いにしえより、御守りとして装身具や儀式に用いられた。形状が妊婦の腹のようであることや下面が女性器や目に見えることから女性を表すシンボルとされる。 「タカラガイ」とはタカラガイ科の総称であり、多様な種を有すが多くは艶やかな表膜で覆われ、斑紋がある。薬品によって模様を消去し、ジュエリーに加工する例があるが 今作に用いたタカラガイは沖縄の海岸でゆっくりと永き時間をかけて摩耗し、柔らかな内部の色彩が浮かび出たもの。斑紋が消えているので種を確定は出来ないが、「ハナビラタカラダイ」の可能性が高い。 ______ 彫金によって貝を留めるカメオ枠と、上部には〈鏡〉を模したパーツ制作。uterus- まるで子宮を想起させる触手の先には、ふた粒の真珠が留まっている。まるでその腕で歪な円環を護るように。下部には男性器の形状をした真珠が垂れる La mer dans mon corps earring & necklace set [material] ・ハナビラタカラガイ(沖縄県) ・バロック真珠 ・古い円環(仏/1800年代末期) ・鎖(vintage) ・真鍮  _______ 忘れられたまま 星の砂の底で溺れている かつて海だった胎から出て ゆくあてもなく涙している わたしのためのくにはない おまえのためのくにはない

  • The five wounds of Christ pendant(& petit earrings)

    ¥99,999,999

    SOLD OUT

    top 7cm 首回り 60cm 付属イヤリング 3cm(ピアス交換可能です。ご希望の場合は申し付け下さい。) [material] ・カーネリアンカボション ・雫型ガラスビーズ(ローマ、1-3世紀) ・アンティーク琥珀ビーズ(ガーナ) ・真鍮 _____________ 掌、足、そしてロンギヌスの槍によって裂かれた脇腹。キリストの5つの傷口は、中世後期に於ける信仰の重要なシンボルでした。 当時の写本資料(図6.7)を伺うと、このシンボルについて奇妙な気づきを得ます。それは『聖トマスの不信/ベルナルド・ストロッツィ/1620』(図8)や、『傷と釘の祈祷書/ヨハン・フィリップ・シュトイドナー/1686』(図9)による描写で確信に変わります。父性的なイメージで固められたキリスト像しか有さない私達には、不思議に感じるかもしれません。皮膚を貫く杭はまるでファルスそのもの、血塗れた傷口のかたちはまるで[女性器]そのものです。 キリストの肉体は、 その皮膚の傷口は、 マリアの子宮と重ねられました。 磔の苦しみ 裂開する皮膚と滴る血雫 それは、聖なる子宮への入り口 男性が最高神の一神教には 権力や社会構造との結び付きで 女性の存在はある意味、補佐的なものに なってゆきます しかし 磔の身体を介した聖母の肉体への回帰は どこか古代の地母神への信仰のような、 起源的な祈りを想わせます _____________ 「祈り」という行為に 何か大きな視座を与えられませんか。 哀しみに開いた肉体の魂は、まるでふるさとを乞うかのようにあたたかな裂け目へ、 還ってゆく 祈り、この裂開するからだ

  • Eternal black necklace

    ¥99,999,999

    SOLD OUT

    ◎material◎ ・硝子製腕輪(4-5世紀頃/ローマ-ビザンツ) ・ストーンビーズ(紀元前3000年紀/メソポタミア?) ・ウッドビーズ・水牛角ビーズ ・チェコガラスビーズ ・真鍮 etc. トップ(ストーンビーズと円環)7.5㎝ 首回り 66cm _____ 漆黒の円環 全ての初まり、そして 全ての廻り還る 永遠のふるさと 漆黒の円環 それは 女神 トップに用いた硝子ブレスレットはサイズ的に子供用のものかと思われます。このような硝子製ブレスレットはローマ期に多く作られましたが、ガラスの質感からやや後期のものと推測されます。2本線デザイン。中央の窪みを利用し、真鍮線を巻きました。 上部の古代石ビーズは恐らくメソポタミア周辺文化圏のものと思われますが、石製品については正確なアイデンティファイは出来ません。 腕輪の小さな欠け部分の溝に革紐を結び付け、彫金製作したキャップを被せたストーンビーズを縦方向に通しました。ストーンビーズの上部、柔らかく摩耗した斜めカットの質感はそのまま見せてデザインへ生かしました。 腕輪の二重デザインと合わせ、二重に束ねた金属線で腕パーツを製作。両サイドに取り付けました。まるで花瓶のようなエレガントなフォルム 首回りは同じく漆黒のウッドビーズと水牛角ビーズの連です。 ______ 元来の欠けやビーズの形を上手く利用したことにより、無駄な仕立てが発生せず、端から端までたった一本の革紐で綴ることが出来ました。 途切れの無い線でシンプルに仕立てられたことは、「円環」の装身具の構成として大きな強みと思います。 カラーのような。石製の花モティフの耳飾がセットで付属します。ピアス金具で撮影しておりますが、イヤリング変更はお気軽に申しつけください。

  • The absence of Christ pendant

    ¥99,999,999

    SOLD OUT

    [material] ・十字架(1800年代/仏) ・赤硝子ビーズ2粒(1-3世紀/ローマ) ・珪岩石ビーズ ・vintage真鍮チェーン クロス4㎝ 首周り52㎝ 内部の木製十字とイエスの磔刑像が腐食し、喪われてしまった十字架。イエスの手のひらに打ち込まれた二つの釘だけが遺されています。 経年によって外れてしまったのか あるいは祈り重ねたかつての指先によって摩耗し、剥がれてしまったのか それは分かりません。 しかし、偶像の不在性と僅かな痕跡の欠片、使い込まれてやや反り返ったフォルム、そしてなお機能する『十字架』というシンボリズムは、『祈り』という行為の本質について 投げかけるかのようです。 朽ち剥がれた青銅十字に、血のようにこっくり赤黒い古代ビーズと石を連ねました。

  • French antique glass plate earrings & necklace set

    ¥99,999,999

    SOLD OUT

    [material] ・メガネ工房のガラスプレート(1800年代/仏) ・チェコグラスビーズ ・vintage 真鍮プレートチェーン ・真鍮フィリグリー [size] ・耳飾り(イヤリング金具の場合)6㎝ ・necklace首周り 48cm +調節アジャスター4㎝ フランスアンティークのガラス・プレート。 約200年の時を経て、当時の眼鏡工房から見つかりました。 縁はフロスト加工が施され 一切のバリもなく 当時の硝子製作の技術と比較するに、 一切の気泡もなく 清らかな光を透かす硝子は 卓越した職人技によるものでしょう。 0.1ミリ単位の膨らみや厚みの差で、微細な度数の調整を計りますから、三枚のプレートにも 其々の個性があります 枠に嵌めてしまうのはあまりに勿体ない技のため そのままにチャームとして使用しました。 上部には透かし細工の花弁パーツに、同じく優しき光のチェコグラスの粒を。 ※ピアス金具への変更もできますので、 ご希望の場合備考欄にてお知らせくださいませ。 ※肉眼では見えにくいですが、うっすらと経年ゆえの小傷や擦れなどが表面にございます。古物ということをご理解のうえ、宜しくお願い致します。、

  • antique domino piece earring

    ¥99,999,999

    SOLD OUT

    [material] ・ドミノピース(ボーン&エボニー製、1900年代初期、 イギリス)・鏡 ・真鍮 今の時代、『ゲーム』と言えば、スマホのアプリが主流でしょうか。たった100年前は、遊びと言えどそれは手仕事のなす技。そして何代に渡って大切に使われるよう、小さなピースの一つ一つが、芸術品でした。 久々にブロカント素材の御紹介です。 アンティークのドミノ・ピース 獣骨とエボニー(黒檀)の板を重ね、中央に真鍮の鋲を打ち込み作られています。ここ10年ほどで、中々手に入らなくなりました。片方のピース上部には欠けがございます。 元来のデザインを掻き消さないように被せフレームを製作し、ソリッドな真円ミラーを取り付けました。(鏡には少しだけ、エイジング加工を施しています) こっくりとしたドミノの風合と鏡の反射光。不思議な調和が生まれました。 ドミノの数字がまるで、古代の魔除文様のように浮かび上がります。そもそもテーブル・ゲームの起源とは、呪術や占いの文化から育ったものです データとしての美術や、インスタントな消費が蔓延る時代。何か、忘れかけていた大事なことに、気づかされる、そんなような。

  • antique feve necklace

    ¥99,999,999

    SOLD OUT

    [material] ・ビスク製フェーヴ(1900年代初期/仏) ・硝子ビーズ(1-3c/ローマ※修復有) ・メタルフープ(ネパールvintage) フェーヴ(feve) フランスでは新年の祝日、ガレット・ロワという伝統のケーキの中に、このちいさなラッキーチャームを埋め込んで、切り分けた中にフェーヴが入っていた人が 一日王様になれる…という古い慣わしが あります feveとは 「そら豆」のこと 元々は本物のそら豆を入れていたのが、焼物(ビスク)やプラスチックで模った小さなお守りに代わりました。年代が進むにつれ 釉薬や色付け、立体造形など 凝ったデザインに展開します こちらは少し古い時代 素焼きのビスク製のもの 百合の紋章や馬蹄、聖母子など キリスト教伝統の チャームたち 黒色変化を施した台座を製作し 古いインドの輪っかで繋ぎました ひとつぶ、古代の硝子を垂らしました サイコロのような文様 不思議な調和です 自然光だと漆黒に見えますが、 光に透かすと 深い青色であることが分かります 63㎝

  • ouroboros key earrings(両耳)

    ¥99,999,999

    SOLD OUT

    ouroboros key earrings [material] ・蛇(真鍮) ・柱時計の調律鍵(昭和初期/日本) size 6㎝ ウロボロス 自らの尾を噛む蛇 永遠の理へいざなう円環 護者のように あるいは その心臓の中心を貫くように 小さな鍵たちが揺れる ____ 心理学者フロイトは、秘められたもの、への欲望のシンボルとして『鍵』をファルス-男根に見立てた。 ジャン=ポール・サルトルは『鍵穴を覗き込む』男の『まなざし』の作用を述べた。 ジョルジョ・アガンベンは言葉という『鍵』とイマージュという鍵穴の狭間を思考した。 金属の鋳造技術が生み出された古代より、 人々が『鍵』というものの造形に込める情熱は特別である。鍵穴の奥に隠された〈秘められたもの〉。知りたい、暴きたい、或いは護りたいという志向性はそれらの情熱の泉となっていたのかもしれない。人間のこころ奥底に根付く、希求のシンボルとして ふと捲った谷川俊太郎の詩集に 円環の蛇の詩をひとつ見つける 『輪の中に何を閉じ込めたのかも知らぬまま』 _____ 少し久々になってしまいましたが 通販を更新致しました。 ウロボロスの上部に取り付けたカンは、 A.シンプルな無地のカン B.ほんのり唐草模様入りのカン の2種類のペアのご用意がございます。 ピアス金具への変更可能です。 ご希望の場合、備考欄にてお知らせくださいませ。

  • moon voyage necklace

    ¥99,999,999

    SOLD OUT

    首回り 72cm トップ 5.5×7cm(下部チェーン含む) 月を運ぶ船 [material] ・フィブラ欠片(銀/ローマ,1-3世紀) ・アンティーク硝子ビーズ(1900年代初期) ・真鍮 _______ 「最古のジュエリーは何か」という問いに、「ブローチ」という答えがジュエリー史の本などではよく見受けられます。 衣服を留めるための装身具であるブローチ=フィブラ(fibula)の起源は青銅器時代(紀元前3300年〜紀元前1200年)に発生し、より実用性のあるカタチ、地位や階級を示す煌びやかなデザインまで数千年間さまざまにその形状は発展しました。 最も一般的な形状は「弓型」と呼ばれます。今作に用いたものもこちら。本来ならば渦巻きのようになっている先端部分には針が伸びており、反対側の先端部分に針先を納める仕様です。弓形のフィブラは青銅製のものが多いですが、こちらは銀製と見られます。 ________ 針部分の喪失によるのでしょうが、本体の曲線美と細やかに施された文様。鈍く煤けた銀の光沢。どこか三日月を想わせます。月を運ぶ船、をイメージしてデザインしました。連部分には金属色の加工のされたアンティーク硝子ビーズを用いています。 ______ 三日月、と言えば女神アルテミスの象徴として処女性や純真…といった概念が言い回されますが、満ち満ちた柔らかな光が「欠けて」ゆき、やがて刃に似たフォルムと細く鋭利な光を放つ過程には どこか倒錯的な変化を思います。 脱線でしょうが…ギリシャ悲劇のひとつ、「オイディプス王」に於いて、父を殺し母と交わってしまった事を知ったオイディプスが錯乱の末自らの目を突き、盲目となった最期に用いられたのはこの、フィブラの針です。 ______ 三日月を運ぶ船 「欠け満ちること」のシンボリズムは流れ継がれてゆく

  • The Sacrifice[供犠]earrings

    ¥99,999,999

    SOLD OUT

    The Sacrifice [供犠]の耳飾り 心臓と右手のシンボリズム [material] ・antique 聖なる右手のチャーム(青銅?) ・珊瑚片 ・真鍮 ____ ひとは古来より『手』に特別な能力を見てきた。ものを作る、文字を刻む。ハンドサインや指による算術。古代社会に於ける『手』の機能性は、『手』そのものへの(超自然的な)信仰を産んだ。 ゲルマン系の民族は、契約や宣誓へ必ず右手を用いた。手は人間の意思を司ると考えられたからだ。罪を犯した者は、「無能力」を示すために右手を切り落とされた。 キリスト教において、神の右手には治癒の力が信じられ、崇拝された。作品に用いたチャームは『聖なる右手』をシンボル化したものである。 幾千年の信仰に象られた右手の横に 小さな珊瑚のカケラが揺れている。 それは心臓[jb]のカタチを望んで何年もさざ波に削られたのではない。それでも、まるで心臓のようなかたちに見えるから 拾い上げられた。魂の欠片がトクと象られたかのように、わたしたちは [見えるから] 右手と心臓 身体のシンボリズム それはシンボルではない しかしシンボルだ 小さな供犠を設える 実在と表象の結び目に 記号の契約の結び目に 眼差しは注がれる

  • Limoges CAMEO choker

    ¥99,999,999

    SOLD OUT

    [material] ・磁器製カメオ(リモージュ/仏/1940年頃?) ・蛇(真鍮) ・グラスパール カメオ 4×3㎝ 首周り 40㎝ - リモージュ磁器 - 17世紀のヨーロッパの貴族たちは中国の白磁陶器を「白い宝石」と呼び、こぞって買い集めました。ヨーロッパでは白磁の原料の入手が困難であったため、純白の陶器への憧れが募ります。そんな中、偶然フランスのリモージュ地方で白磁の材料である「カオリン」が発見されます。 フランス革命によって磁器の生産や使用は『贅沢品』とされました。磁器職人たちが次々とリモージュに逃げ込んだことにより、市民たちにも手頃に届くテーブルウェアとして19世紀よりリモージュ焼きは最盛期を迎えます。 _____ そんなフランス骨董の代名詞とも言えるリモージュ磁器。 しかし、このような 小さなカメオの単体を見つけるのは初めてでした。 うるりと艶めく濃紺の釉薬に、古典的なデザインの横顔。リモージュ磁器の特徴を表しながら どこか素朴な手作業の痕跡が残っている。 リモージュ磁器の判別に何より重要なのは、裏面の刻印です。いつ、どの釜で、誰によって作られたのか。 しかしこの見たことのないスタンプ型の刻印を調べて分かったのは、あまりに残存数が少ないことだけでした。 何やらちょっぴり、捻くれた物品 そんなカメオには やや高度な技術が要される 磁器の表面を爪で留めることは出来ません。 大切な刻印を潰さぬよう、接着剤も使えません。 縁を囲むように金属板で包み留め(覆輪留)、 謎めいた横顔に、少しの遊び心 蛇のモティフを。 カメオの色に合わせ、濃紺のグラスパールで綴りました。小さなイヤリングが付属します。(ピアス金具への変更可能です) 追記: カメオの詳細が分かりましたので追記です。 こちらのカメオはリモージュ磁器作家 Camille Tharaud(カミーユ・タロー/1878-1956) による製作。描かれているのは 女神イシス イニシャルのCTを組み合わせた刻印が為されています。エナメル技術の実験に作家人生の大半を捧げました。

  • chained glass frame pendant

    ¥99,999,999

    SOLD OUT

    【size】 ガラスフレーム 10.5 × 7 cm(経年並の小さな傷や曇りがございます) 首周り 60cm 【material】 ・チェーン編みガラスフレーム(1950年頃/仏) ・old真鍮チャーム(インド/ナガ族) ・チェコガラスビーズ etc オーバル型のガラスを 真鍮製の鎖で囲み編んだ フォト・フレーム 極めてシンプルな かつ 美しい技術に息を飲みました。思えば 手作業の時代に 小さな写真や絵を、額装して飾る文化は 少し高価な文化であったに違いありません しかし、豪奢な額縁と違い こちらのデザインなら ぴったりとくり抜いたお気に入りのプリントや御写真を 鎖とガラスの間に挟み込み、 気軽に お部屋を飾ることが出来たのでしょう インドの古いチャームをたわわに束ね、 小さなタッセルを製作して垂らしました。 鈍い光のガラスフレームに合わせ、首周りは クリアビーズの連ねて フレームには 古い聖母マリアの物語のくり抜きが 収められていました。こちらも付属いたします。

  • Kyivan Rus'cross & Uran glass necklace

    ¥99,999,999

    SOLD OUT

    [material] ・青銅製十字架(キエフ・ルーシ/10-13世紀) ・ウランガラスビーズ(チェコ/1920年頃) ・vintage 真鍮プレートチェーン キエフ・ルーシとは現在のウクライナの中心都市、キーウを中心に発展した国家で、ロシア・ウクライナ・ベラルーシのもととなりました。 キエフ・ルーシは長らくロシア史の一部として語られていましたが、1991年のウクライナ独立以降、ウクライナ民族の歴史を見直す運動が強まり、その文化の独自性について改めて注目されるようになりました。中でも正教十字の多彩なデザインは、キエフ・ルーシ独自の宗教文化の根幹とも言えます。 こっくりと濃い緑青を纏った小さな十時架。 先端には球体が配置され、乳房のような突起のデザインがあります。軽量であることから中空であることが推測され、当時の優れた職人技術が伺えます。 妖艶に煌めく、アンティークの乳白ウランガラスで綴りました。ブラック・ライトや紫外線を当てると、うっすら蛍光色が確認できます。

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