










victrian moaning choker & earring
¥13,200 税込
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victrian moaning 悼みと世紀末の煌めき
[material]
・victrian heartビーズ・アップリケ (1800年代末期〜1900年代初期)
・flower スパンコール・アップリケ (1930年頃)
・真鍮・ブレードリボン
top 20㎝
choker length 39㎝
earring 16㎝
※繊細なお品となっております。補強を少し掛けておりますが、アップリケのタッセル部分を強く引っ張るなどは避けてくださいませ。
本日は少しマニアックなお品を。
世紀末のヴィクトリア朝。戦争や疫病の流行、そしてヴィクトリア女王が最愛の夫を亡くし、悲しみのあまりに40年間 黒い衣服と喪(moaning)の宝飾を身に付けて過ごした影響により、市民へと流行した漆黒の装い
故人の遺髪などをロケットペンダントに収めたモーニング・ジュエリーなどが有名ですが
本日御紹介するのは、
漆黒のビーズで編み上げられたアップリケ。
下部にはモーニング・ジュエリーの特徴的な素材であるジェットのカッティングビーズが揺れています。
鞄やドール用品などの小物に縫い付けられたものですが、彫金によってアップリケをピッタリと収めるハート型のフレームを製作しました。
遺髪をイメージした、ブレードのリボンでチョーカー仕立てに。
お揃いの片耳イヤリングは、少し後の時代のものですが、モーニング文化の特徴を引いたもの
スパンコールで編み上げられたフラワータッセル。ボリュームたっぷりですが、とても軽量です。
先日伺ったビアズリー展などもそうですが
社会不安に抑圧された世紀末時代、
皮肉めいた美術、黒き装飾、そしてフェミニズム文学の先駆け…と、暗闇の中で様々な文化が花開きました。人のこころを開くのは、光ばかりではないのかもしれません。
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