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tassel necklace
¥22,000
72㎝ タッセル10㎝ [material] ・鈴の欠片(紀元前5-4c/黒海北岸) ・ストーンビーズ ・vintage brass parts etc. 朽ち欠けた古代の 青銅の鈴 カケラには不思議な艶かしさを感じます。 瑞々しく迫る完全体の美とは 別様の 朽ちること、壊れてゆくこと 腐食されてゆくこと その姿には、沈殿した時間が閉じ込められています。 その知覚は、何処か奥ゆかしく じっくりとした手応えです 何故なら 想像すること/心で感じることでしか、近付けないものだから 朽ち欠けた青銅の鈴の奥に見つけたエレガンス どうか具現化したくて、丁寧にビーズタッセルを作りました。
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lovers in moonlight earrings
¥7,700
30%OFF
30%OFF
『なにとなく 君に待たるる ここちして 出でし花野の 夕月夜かな』 ー 与謝野晶子 恋人たち 月光に膨らむ 蕾のもと どんな物語を紡ぎますか。 小さな秘密 耳元に 揺らしてみてください [material] ・彫刻ビーズ(蕾/白蝶貝) ・vintage彫刻パーツ(♂♀/白蝶貝) ・真鍮 etc. イヤリング 8㎝ チョーカー 40㎝ お揃いのマザーオブパールの蕾チョーカーを setでお付け致します。 フープイヤリングが付属しておりますが、ネジバネ式イヤリングやピアスへのご変更希望も承ります。
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bone comb necklace
¥16,500
top 6×7.5㎝ length 66㎝ [material] ・骨櫛(8世紀頃/ヴォルガ川流域) ・ガーネット ・old 真鍮ビーズ ・ウッドビーズ 櫛とは、髪を梳る(くしけずる)もの、穢れをとるもの、頭を飾るもの 様々な文化に於いて いにしえより、美のお供として、また呪術的な目的として 慈しまれてきた、櫛 細かな透目を作れるゆえ、古き時代からポピュラーなのは木製ですが、骨の櫛には特別な艶かしさがあります。 身体の一部でありながら 茂り伸び、抜け落ち、まるで生死の狭間の存在であるかのような『髪』という物質。骨という素材で梳く行為には、何か共鳴めいた 響きを想います 中央にはガーネットを嵌め込みました。
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鳥脚護符pendant
¥27,500
〈一般に古代人は鳥を魂の姿あるいは魂のにない手と見たが、とりわけ霊性において優れているのは水鳥であった〉 〈水にただよい、潜る鳥は、なみの鳥の天翔けるふしぎさの上にもうひとつ、あの世の岸をあらう水の消息にも通じている〉 〈鳥の自在さ、とりわけ水鳥の自在さこそ、まさしく肉の束縛を離れた魂の自在さに照応するものであったろう〉 -多田智満子『魂の形について』より ユーラシアの遊牧系民族、 フィン=ウゴルの青銅製アミュレット(5-10世紀頃)。鴨の水掻きを象っている 弓のフォルムに似た台座を彫金し、vintageの硝子パールで仕立てました。 top 7㎝ length 70㎝
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華十字耳飾 Crystal / Aurora
¥7,700
SOLD OUT
7.5㎝ ネジバネ式イヤリング (キャッチにシリコンカバー付き) 少し久々の、 コスチュームジュエリ vintageのフラワーパーツと、 スワロフスキークリスタルを組み合わせて… 五枚目に元素材のパーツを載せましたが しっかりとした厚みと、花弁の其々の大きさに 微妙な変化がついていたり 美しい描写です。 _______ 硝子のお色味は ・シックな無色クリスタル ・ドリーミーなオーロラ加工 の二色展開 色味に合わせ、其々 十字のデザインも少しだけ変えています しゃらしゃらと揺れるフープは どこか東洋風の優雅さもあり 和装にも是非。 今の季節には、浴衣にぴったりかもしれません
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the lord's prayer choker
¥11,000
SOLD OUT
[material] ・「主の祈り」刻印ペニー硬貨(1930-40) ・真鍮 ・木製ビーズ ・クリスタルカット硝子 top 7.5×3㎝ length 41㎝ ______ 本日は少し変わった聖品の御紹介です。 『主の祈り(the lord's prayer)』の文面が刻まれた古い硬貨。キリスト教に於ける最も有名な祈祷文。唯一キリスト本人から弟子達へ与えられた祈りの言葉とされています。宗派によって文面にやや差がありますが、おおよそのものが「マタイによる福音書」6章9-13に沿っています。 メダリオン系統のアンティークを仕入れることは少ないのですが、「ことばのみ」が掘られたこちらに大層惹かれました。祈祷文とは宗教的共同体の結束力として考えられることが多いですが、祈りのことばを唱える行為とはある意味、極めてプライベートな次元に位置するような気がします。 「いのり」、連綿と続く人間の営みについて、じっくりと問いかけを醸すような一品。ゴルゴダの丘をイメージしたチャームを作りました。パイプパーツを彫金して作った十字に、木製ビーズとクリスタルの連で仕立てております。
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ROSE pendant with grayish smoke
¥15,400
SOLD OUT
the rose kisses grayish smoke 『アリストテレスがなんと言おうと、哲学が束になってかかってこようと、煙草に勝るものはあるまい』 -モリエール [material] ・パイプクリーナー(early 1900s) ・古き薔薇のメタルブローチ ・オニキスビーズ ・ボヘミアアンティークシードビーズ(1800年代末期) top 10㎝ length 70㎝ 上部の捻子を巻くことによって太さを調節し、パイプに詰まったヤニを削ぎ落とす為の道具です。 パイプのヤニ取りは通常スプーン状の道具で行いますが、愛煙家たちの手入れへの熱情は時々、見事なギミックと絶妙なインダストリアルを生み出します。 棘棘の金属の身体はまるで灰色の煙に黄昏る、独りよがりの気分を現すようであり、全体像はまるでひとつのファルスを想起させます。 そんな姿に花を一輪、添えたくなりました。きっとお似合いの、煤けた金属の薔薇を 首回りは漆黒のオニキスに、 ボヘミアアンティークの六角シードビーズを合わせた連です。お写真だと色が潰れてしまうのですが、鈍い光沢の、重い銀色のシードビーズです。
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glass beads necklace(2set)
¥12,100
SOLD OUT
choker・38㎝+調整アジャスター5㎝ necklace・50㎝ こっくりとした朱色が、瑞々しい青硝子の中へ静かに閉じ込められている。高品質の国産ビーズですが、海外市場用に生産された国内未流通のお色です。少量入手出来ました。あまりにミステリアスな色味。まるでモローの宗教画のようです。 煙たげな鈍い金色の光が似合う気がしました。 インドの小さな真鍮チャームを連ねて 二連タイプのお仕立てになります。チョーカーにはクリアのカットガラスビーズを、ロングの方はアンティークのボヘミア筒形ガラスを所々に散らし、三日月型のトップの中にチャームをひとつ、閉じ込めました。
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twin angel earrings
¥9,800
SOLD OUT
7.5cm [material] ・真鍮 ・獣骨 _______ 天使。angel。エンジェル。 ギリシア語のangelos(アンゲロス)に由来し、 [伝令]の意です。 霊的存在。 天界と人間の中間者、媒介者。 異界からの言葉を伝える者。 「言葉そのものである」という解釈の為された時代もありました。とにかく、現代の我々がイメージする「翼を持ち、可愛らしく微笑み、純朴で、メルヘンチックな存在」という天使像が生まれたのは、天使という概念の変遷の歴史に於いて、ごくごく最近の事です。ギリシア神話のクピド(キューピッド)からそのようなイメージを借りたとされています。 天使の概念は紀元前より発生しましたが、初期の天使には翼さえありません。(現在確認されている最古の有翼天使の表現は4世紀のもの)性別もない。人格や性格もない。 不可思議なこの霊的存在を巡る2000年以上の論争と解釈の変遷について一覧するには、「天使論序説」(稲垣良典著/講談社学術文庫)がお勧めです。 ______ 天使像を巡る歴史とは、我々が『不可視のもの/世界』についてどのような理解と想像を以て受容してきたのか…という人のこころの歴史とも言い換えることが出来ると思います。 「見えないもの」のイメージを描き続けたパウル・クレーの晩年の天使の作品群は余りに有名です。 御写真最後「忘れっぽい天使」は誰もが一度見たことがあるかと。色彩も強弱もない、たった一本の線だけで描かれる不可視の存在。しかし何故か、胸の内からじわりと、あたたかな親しみが込み上げます。私も、クレーの描く天使のファンの1人です。 クレーが一連の天使シリーズを描いたのは、前衛画家としてナチスから迫害を受けて亡命し、病魔に侵されていた晩年の時代とされています。彼にとって「天使」とは何だったのか、は彼の絵に対峙することでしか読み取れない、 天使とは伝令なのであり、時に語る言葉 そのものなのだから _______ 多く脱線していまいました。 これが今、わたくしの描く天使です。円盤に空いた大きな孔に、何を見透かそうか。骨のパーツに打ち込んだ鋲はどこか、臍のようだ 「見えないもの」をどう描きますか。 ひとつの答えを、削り出しました。
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Tibetan antique Dragon pendant
¥13,200
SOLD OUT
Dragon's eye top charm 4.5cm length 56cm choker 40cm [material] ・ドラゴンチャーム(黒瑪瑙、銀/チベットantique) ・oldアイビーズ(角製/アフガニスタン) ・シルバー製アイビーズ ・oldインドメタルビーズ ・チェコガラスビーズ etc. _______ チベットアンティークの銀製ドラゴン。大きな黒瑪瑙を咥えています。小さな真紅のビーズで目の表現がされている。 ギリシャ語δράκων(ドラゴン/大蛇)の語源は「ものをじっと見つめること」δέρκομαι(dercomai)。語源が全てを語る訳ではありませんが、龍という存在に対しての畏れとはその強い「眼差し」の力。銀や角製のアイビーズと連ねました。 _______ 波乱の世界の最中 何を見ますか。どうやって見ますか。 「見えないもの」を、どう見透かしてゆきますか。 こんな時代を生き抜く 良き友となってくれるでしょう。 同じくチベット密教・銀製チャームのチョーカーが付属します。(アレルギーフリーのサージカルステンレス製チェーンです)
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jb necklace
¥16,500
SOLD OUT
心臓 血のシンボリズムについて 首回り 86cm トップ 4.5cm [material] ・ガラスビーズ(8-10世紀/イスラム(?)) ・算盤型/丸型ベークライトビーズ(1930年代) ・ブラックオニキス親玉 ・トルコ製メタルパーツ etc. _____ jb(イブ)。心臓。 この語で以て表すときの[心臓]とは、単なる体内循環の中心器官ではありません。ひとの精神の核心として、形而上学的な意味を持ちます。 古代エジプトに置いて、イブ(心臓)とは魂についての語彙のひとつでした。それは妊娠時に母親の血の一滴から形成され、感情や思考を司る基盤の器官として考えられていました。死後においても、イブは死者の人格の証拠として重要な機能を果たします。アヌビス神によって死者の心臓が天秤で計量される審判の儀式は余りに有名です。 いのちを身体の中で廻し続ける...赤き血潮の中心が、魂の中心としても考えられていたのは勿論、エジプトだけではありません。いにしえより様々な文化で共有されてきた、人間にとって極めて起源的な思想です。 _____ 連部分は算盤型のベークライトビーズ。vintageジュエリーの愛好家には親しみ深い素材かもしれませんが、独特のしっとりと温かみのある質感を中々上手く使いこなせず、ここまでの量を使用するのは案外初めてかもしれません。漆黒のシードビーズをひとつひとつ噛ませ、丸型のものには小さな金属製ビーズキャップを。丁寧に連ねました。 別名フェノール樹脂。初期プラスチックの一種です。1872年に発明され、アクセサリーの素材として多く流通したのは1930年代。新品のプラスチックと判別する簡易的なテストとして、熱湯に付ける方法があります。新しいプラスチックは無臭ですが、ベークライトは熱反応によってフェノール臭という独特の薬品臭が漂います。※テスト済です _______ 赤いネックレスを作りたい。 ひと綴りの、切れ目のない 赤い輪を トップの古代ビーズを留めているのは、本来は数珠を製作する際に使用する親玉。三つの穴が空いているため、ベークライトの連部分と分割せずに、古代ビーズを留めることができました。切れ目のない循環の輪 頭から被るタイプのロングネックレスです。 御写真最後 小さなインドビーズの耳飾が付属します ※イヤリング変更可能です。 ________ 心臓 血と魂のシンボリズム。 わたしが一番好きな語りを寄せておきます。 『ーあなたが無遠慮に私の腹の中から、ある生きたものをつらまえようという決心を見せたからです。私の心臓を立ち割って、暖かく流れる血潮をすすろうとしたからです。 私は今自分で時分の心臓を破って、その血をあなたの顔に浴びせかけようとしているのです。私の鼓動がとまった時、あなたの胸に新しい命が宿ることができるなら満足です。ー』 夏目漱石「こころ」より
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La mer dans mon corps
¥27,900
SOLD OUT
earring 11cm necklace length 80cm 見捨てられた地平 星の砂のうえを歩いている かつて海だった胎をかかえて ゆくあてもなくさまよっている - No Muse 春ねむり ______ タカラガイ いにしえより、御守りとして装身具や儀式に用いられた。形状が妊婦の腹のようであることや下面が女性器や目に見えることから女性を表すシンボルとされる。 「タカラガイ」とはタカラガイ科の総称であり、多様な種を有すが多くは艶やかな表膜で覆われ、斑紋がある。薬品によって模様を消去し、ジュエリーに加工する例があるが 今作に用いたタカラガイは沖縄の海岸でゆっくりと永き時間をかけて摩耗し、柔らかな内部の色彩が浮かび出たもの。斑紋が消えているので種を確定は出来ないが、「ハナビラタカラダイ」の可能性が高い。 ______ 彫金によって貝を留めるカメオ枠と、上部には〈鏡〉を模したパーツ制作。uterus- まるで子宮を想起させる触手の先には、ふた粒の真珠が留まっている。まるでその腕で歪な円環を護るように。下部には男性器の形状をした真珠が垂れる La mer dans mon corps earring & necklace set [material] ・ハナビラタカラガイ(沖縄県) ・バロック真珠 ・古い円環(仏/1800年代末期) ・鎖(vintage) ・真鍮 _______ 忘れられたまま 星の砂の底で溺れている かつて海だった胎から出て ゆくあてもなく涙している わたしのためのくにはない おまえのためのくにはない
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antique角製香水瓶 首飾
¥16,500
SOLD OUT
首回り 56㎝ 香水瓶 6㎝ 【material】 ・香水瓶(仏/角製/1800年代末期-1900年代初期) ・オニキスビーズ(フロストマット仕様) ・真鍮指輪 etc. フランスアンティーク 角の本体に真鍮を鋲で打ち付けた香水瓶。 蓋の開閉も良好な状態です。 別デザインで一度仕立てておりましたが、 香水瓶の元来のフォルムの特徴を再認識し、出来るだけ元来の美のかたちを遺すデザインに変更致しました。 ______ 蛇の造形。 一本の太い真鍮線を削ったのではなく、薄い真鍮版を重ねて銅ロウで接合。色味を微妙に違える真鍮(黄銅)と銅が層をなし、縞模様の蛇を作りました。 接着剤などで直に蛇を香水瓶に付けたくはなかったため、背面を香水瓶と同じく 鋲留めのデザインで。 蓋の穴には真鍮の指輪を一箇所カットして通し、切れ目を接合。切りっぱなしの縁を削って整えました。綺麗に可動する丸リングへ。 連はマットな表面加工のオニキスの大玉で。トップの取り外しが可能ですので、革紐やお好みのチェーンなどでも楽しめます 香りと蛇。 古い有名香水は刺激的な名前のものが多いですね。ダナのタブー、サンローランのオピウム、ディオールのプワゾン…。 『香り』の持つ誘惑的な性格と合わせてなのでしょうが、蛇と掛け合わせて広告されることは定番です。香水瓶を禁断の実に見立てた、ディオールのプワゾンのポスターは有名ですね。 しかしながらこちら作品の蛇は誘惑というより、どこか大切なものを守り抱いているような…。そんな風に見えます。蛇たちに対するわたくしの個人的な印象が少し浮き出てしまったかもしれませんが。あるいは素朴な作りの香水瓶の風合が、そう見せるのかもしれませんが。
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赤珊瑚緒締玉とvintage pearl [necklace & earring set]
¥8,800
SOLD OUT
necklace 90㎝ earring 6㎝ [material] ・緒締玉(赤珊瑚/江戸期) ・ヴィンテージグラスパール ・ヴィンテージアクリルビーズ(朱) ・本金メッキ加工シードビーズ ・真鍮パーツ etc. 江戸期の赤珊瑚製緒締玉をトップに、同色のヴィンテージビーズとグラス・パールで仕立てました。 しっとりマットな風合には、瑞々しい煌めきとは別様の、艶っぽさがあります。 たっぷりのロングタイプ。 フープイヤリングはピアスにも変更可能です。
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ancient glass drop choker
¥33,000
SOLD OUT
top 3㎝ length 43㎝ [material] ・雫型ビーズ(ローマ/1-3c) ・ガーネット ・本金加工ビーズ ・真鍮 etc. ローマの雫型硝子です。 深い濃紺、ぽってり垂れたフォルム。ポエティックな一粒 タンブルカットのガーネットと。間には本金加工の極小シードビーズを入れました。
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bone earrings
¥19,800
SOLD OUT
[material] ・獣骨ビーズ ・vintage brass flower ・真鍮 etc. クリップ式の金具が裏面に付きます。 9㎝
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陰陽necklace
¥33,000
SOLD OUT
何故 分化するのか 何故 同一では居られないのか 出逢い 交わるためである 分つこと、 それは 創造の初まり 陰陽necklace [material] ・釘隠し(日本/江戸時代) ・ゲームピース(ローマ/1-3c) ・獣骨ビーズ ・真鍮 etc. top 8㎝(タッセル含まず) length 58㎝